語学スクールの選び方4選

語学スクールで語学を学びたいけれど、どうやってスクール選びをすればいいのかな?とお悩みの方へ、選び方のポイントについて一緒に考えていきましょう。
ここではわかりやすく、大きく次の4つのポイントに絞って考えていくことにします。

1つ目は「自分が目標とする到達のレベル」、2つ目は「その目標を達成するために支出できる予算」、3つ目は「その目標を達成するためにかかるであろう期間」、そして4つ目は「その目標を達成するために、候補として考えている語学スクールはふさわしいシステムや立地条件を備えているかどうか」です。

(1)目標を明確に定めることが達成への第一歩

1つ目の「目標」ですが、もちろんこれが一番大切です。2つ目以下をご覧いただいてもわかるように、この「目標」をどこに置くかでその他のことはすべて変わってきます。
もちろん「特に目標などはない」という答えでも構いません。その場合は「目的」と言い替えてもいいでしょう。「同じ語学に興味を持っている友達を増やすこと」を目的にするとしたら、それに沿った語学スクール選びをすればいいということになります。

多いところでは、例えば「日常会話に困らないくらいに話せるようになりたい」「自分の子どもに簡単なことぐらいは教えられるようになりたい」などから始まって、「海外赴任までにTOEIC850点以上を取るように会社に厳命された」などという切羽詰まったものまで、人によってさまざまな目標があると思います。
まず、自分の目標・目的を自分自身で明確にしましょう。

(2)予算を決めることは、現実問題として大切です

語学スクールで語学を学ぶことに限らず、何か新しい物事を始めようというときには、そのための予算をあらかじめ大体は決めておくことも大切です。

この「予算」とは、例えば総額で何十万円という決め方でもいいし、長い目で考えている方にとっては、例えば「毎月のお給料の中からいくらまでなら」という決め方でもいいでしょう。
いずれにせよ、初めのうちに飛ばし過ぎて、調子が出てきたころには資金が底を突いているというようなことのないように、しっかり計算を立てておいてくださいね。

(3)達成までの時間を区切ることは、目標に到達する早道です

これについても、「何年の何月から外国にホームステイすることが決まった!」「転勤が決まった!」「外国出張で商談をまとめてこなければならなくなった!」などといった外部からのミッションがある方は、目標到達へのリミットも自然と決まってくることでしょう。

反対に時間を区切らずに自然に任せてのんびりいきたい方は、のんびりとした雰囲気の語学スクールを選びましょう。この場合は、間違ってもスパルタ式で宿題が多い語学スクールを選ぶべきではありません。
要は、あなたの第一目的が「語学スクールで語学を学ぶことそのものを楽しみたい」のか、「はっきりとした到達目標がある」のかで、語学スクール選びは大きく変わってくるということですね。

(4)学校のシステム、生徒層、立地条件などの物理的面も重要

ここまででは、大枠として「目標・目的」「予算」「時間」という面から語学スクール選びを考えてきたわけですが、最後に大切なポイントは実際的・物理的な側面です。

例えば、他の面で理想的な語学スクールがあったとしても、それがあなたのお住まいやお勤め先などからあまりにも行きにくいところにあったとしたら、通学は長続きしないでしょう。
また、先生と講義の内容とがあなたにとって理想的なものだったとしても、クラスメイトがみんなあなたとは年代がかけ離れていたとしたら、語学スクールの教室の中にいても何となく落ち着かないのではないでしょうか。
病欠などの場合には、授業の振り替えサービスがあるのかなども、押さえておきたいポイントですね。

(1)から(3)までは自分だけでも詰められますが、この(4)については実際にいろいろな語学スクールへ足を運び、説明を聞き、できれば無料体験レッスンなどを受けて、スクールごとの特徴と違いについてよく研究してから慎重に決めたいですね。

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